日本ねじ研究協会とは?

協会の役割

 日本ねじ研究協会が推進するもの
「ねじに関する研究と標準化」

ねじ研とは? ねじは機械の要素部品として産業界に欠くことのできないものであり、その技術水準或いは生産量・使用量はその国の産業の発展を示すバロメータになるかと思います。また、産業の発展によりねじに対する要求が益々高度化し、多様化し、高水準のものを必要とする傾向にありますので、品質向上はもとより、安全性の確保といった研究もおろそかにできないものがあります。

 日本ねじ研究協会は、工業の各分野にわたる知識・経験を結集し、ねじに関する研究開発と総合技術の向上図り、あわせて標準化を推進し、もって工業の合理的発展に資することを目的として、1969(昭和44)年10月に設立されました。

 以来、ねじに関する技術的事項に取組み、学識経験者並びにねじの生産・販売に携わる関係企業、ねじの需要者、材料、機械、工具、測定などの関連企業各社の協力を得て、ねじの締付け、疲れ強さ、ゆるみ、遅れ破壊などの調査研究を進めて参りました。また、最近では、ねじ締結の重要性に鑑み、国の委託事業による高強度ボルトの締結性能に関する調査研究及び塑性域ねじ締結に関する調査研究も実施されました。

 ねじに関する標準化が工業の合理化に基本的な役割を果すことは、ISO(国際標準化機構)の活動に寄せる世界各国の関心の深さからみても明らかであります。当研究協会は、JIS当局と密接な関係を保ちながら、ねじ基本及び締結用部品に関するJIS原案の作成に当たり、その制定・改正に協力すると共に、ISO/TC1(ねじ)、TC2(締結用部品)及びTC20/SC4(航空機及び宇宙航行体/航空宇宙用締結システム)の国内責任団体を勤め、案件の審議、意見書の作成・提案、国際会議への代表派遣などを行い、その対策に当たっております。

 更にねじに関する知識の整理,情報の収集・交換を行うため、「日本ねじ研究協会誌」を毎月発行すると共に、ねじに関する内外文献の調査及びねじ締結に関する専門書の編集発行も行っております。

 この間における当会の活動の成果は、我が国産業界に寄与するところ少なからぬものと自負している次第でありますが、更にこの活動を充実し、これからのニーズに応えなければならない課題も多く、これに対応するための諸策を講じております。